昨年のラグビーW杯開催期間中は欧州やオセアニアから多くの観光客が別府を訪れ、大変な盛りあがりを見せました。また別府には外国人留学生やその家族をもてなす文化が根付いています。民泊施設を含めると過去3年間で従来の2割に相当する約1000室が増加する見通しです。
私ども別府中央病院は、約半世紀にわたり地域に良質な医療サービスを提供することを理念に上げ、職員全員で取り組んで参りました。いっぽう、医療・観光・行政などが連携して増加するインバウンド需要へのワンストップ対応が強化されれば、医療ツーリズムなど、新たなニーズへの対応も可能となります。地域の患者様と同様に、今後増加が見込まれる外国人観光客に対しても不安を感じることなく適切な医療を受けられる環境を整備していきたいと考えます。
泉都別府の中心地で、末永く医療・介護の連携を推進していく所存です。
今年もよろしくお願い申し上げます。
理事長・院長
内田 一郎